大西印刷社の活版印刷

活版印刷は、凸版で圧力をかけて印刷する昔ながらの印刷技術です。
このページでは活版印刷について少しお話しさせていただきます(約3分で読めます)

大西印刷社 の歴史は活版印刷から始まり、より生産性の高いオフセット印刷機の導入、トナーの熱転写によるデジタル印刷機…、と時代のニーズにともない、印刷の在り方を見直して参りました。近年は、デジタル印刷の市場(小ロット)で、生産性の向上により、かつての印刷方法に比べはるかにコストを削減して皆様へご提供できるようになりました。

※ 弊社に現存する 活版印刷機 は1970年頃に導入。この機械が生産の中心として大活躍していた頃を今のスタッフは知りませんが、機械は元気に動いています!

ですが、
昨今、印刷や紙に興味のある方に『活版印刷の生み出す風合い』が好まれ、その良さに惹かれる人が増えてきていることも事実です。大西印刷社 でもその活版印刷の魅力から、時には修理費が嵩んでも、直しながら大事に使い続けています。

[ 触りたくなる ]印刷

活版もオフセットも、印刷するという意味では同じです。
ですが、『紙に印圧をかけて印刷部分を凹ませる』ことはオフセット印刷にはできません。

活版印刷では、樹脂や鉛の『凸版』でプレスするため、紙の種類により程度は変わりますが、版が当たる箇所が凹みます。インキを使わない空押しも可能です。空気を含んだ柔らかく厚みがあってフカフカの紙(嵩高用紙)と活版印刷との相性は抜群です! その凹みによる陰影は優しさを感じる仕上がりで、つい触ってみたくなるはずです。自社のツールでお取引先様にインパクトを与えることが可能になります。名刺や封筒、カードなどに 活版印刷 はいかがでしょうか。

現在、2機が動いています。動画はハイデルベルグ社のプラテンと呼ばれている機械です。名刺・カードから封筒、時にはナンバリングやスジ入れまで幅広く活躍しています。


以上となります。活版印刷に少しでも興味をお持ちの方はお気軽にお問い合わせください。
不定期で活版ワークショップも開催しておりますので、ご希望される方へはご案内をさせていただきます!